XMLは、インターネット時代のメタ言語であり、文書とデータを統一的に扱うことができます。XMLを扱うためのソフトウェア基盤もきわめて迅速に整備されつつあります。
しかし、XMLにどんな利点があるのかという質問はいまだに多く寄せられます。もちろん、本や雑誌記事にあたれば一般的な説明は見つかりますが、利点を具体的に示したXML WWWページの例は多いとは言えません。日本語の場合には、特に実例が少ないようです。
今回のコンテストは、利点を分かりやすく示したXML WWWページの制作を奨励するために企画しました。このコンテストを契機に、優れたXML WWWページが競って制作され、公開されることを期待しています。チャレンジ精神に富む技術者の積極的な応募を待っています。
なお、このコンテストは、11月11日から13日にかけて開かれる'99 XMLフェ
スタの一環として行なわれます。
開催要項
主催 |
日本経営協会 |
協賛 |
インフォテリア、シナジーインキュベート、大塚商会
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選考委員会 |
村田真、檜山正幸、川俣晶ほか |
表彰
優秀なXML WWWページを以下のように表彰します。
- 一席(定員一) 賞状と賞金50万円
- 二席(定員二) 賞状と賞金10万円(変更の可能性あり)
- 佳作(定員五) 賞状と賞金2万円(変更の可能性あり)
応募要項
募集期間 |
1999年9月1日から10月1日まで |
参加資格 |
選考委員以外ならだれでも可。国籍・人種・年齢・性別を問わない。 |
参加料 |
無料 |
応募条件
- WWWで一般に公開されていること。
- 日本語で表示されること。
- XMLのソース、スタイルシートのソース、自作ソフトウェアのソースがすべてが
WWWで公開されていること。
- 機能と実装の概要の日本語による説明がWWWで公開されていること。
- XMLおよび関連勧告に可能な限り適合すること。
(適合しない自作ソフトウェアやWWWページであっても、説得力のある理由が明示されていれば、減点は行わない)
- 他社の著作権に触れないこと。
- クライアント側に、個人の手の届かないような高価なソフトウェアを要求しないこと。
(サーバ側で動作するソフトウェアについては、この条件の対象外である。安価もしくは無料なら、特定のプログラム、例えばInternet Explorer 5.0をクライアント側に要求しても構わない)
- 自作ソフトウェアをクライアント側にインストールさせる場合には、一般ユーザにも容易にインストールできるように工夫すること。
- XMLを用いている限り、どのような実現方式でも基本的に認める。サーバ側だけでXMLを用い、クライアント側にはXMLを配布しないという方式でもよく、クライアント側にXMLを配布するという方式でもよい。クライアント側のソフトウェアとして、WWWブラウザ以外のものを用いることも認める。
- 入選者は、11月12日(金)に'99 XMLフェスタでデモと概要説明を行うこと。
応募方法
応募予定者は、以下の内容を7月30日までにメールで日本経営協会に送付すること。
(審査にかかる工数を見積もるために必要)
- 参加者の氏名(連名の場合は全員分)
- メールアドレス(連名の場合は代表者)
- 所属(連名の場合は代表者)
募集期間内に、以下の内容をメールで日本経営協会に送付すること。
- WWWページのURL
- 実装方法についての資料(XMLのソース、スタイルシートのソース、自作ソフトウェアのソース、実装方式の概要など)のURL
- 参加者の氏名(連名の場合は全員分)
- メールアドレス(連名の場合は代表者)
- 所属(連名の場合は代表者)
応募する
審査方法
選考基準
- 従来手法にない利点を評価します。
- 技術的な新規性を評価します。
発表方法
- 選考委員から、応募者全員に10月29日までにメールで通知します。
問合せ先
お問い合わせは日本経営協会(JDU06520@nifty.ne.jp)まで。
コンテストのPR・協賛にご協力頂ける方は、このバナーをお使い下さい。
監修/村田真、制作/PROJECT KySS、Copyright/選考委員会・制作者
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