日本XMLユーザーグループ

日本XMLユーザーグループについて

日本XMLユーザーグループ代表 川俣 晶(autumn@piedey.co.jp)

概要

日本XMLユーザーグループ(Japan XML User Group=JXMLUG)は、日本におけるXMLの普及発展を手助けするために発足した団体です。

背景

なぜ、このような団体を作ろうかと考えたか、その理由を説明します。

そもそもは、XMLへの注目の高まりと共に、日本でもあちこちに、XMLに関する情報を扱う場所が出来たことが、最初のきっかけです。

このような場所が増えること、そのものは好ましいことです。しかし、互いに連絡が充分ではなく、同じような苦労を試行錯誤している状況があるということが分かりました。たとえば、NIFTY-Serve内でも、私が知るだけで、四つの異なるフォーラムでXMLを取り扱っており、それぞれ、十分な相互連絡があるとは言えません。

本当なら、富士ゼロックス情報システムが運営するXML Cafeに行けば、日本でのXMLの現状は分かる、という状況ですが、そこに情報があるという情報すらも、充分に認知されているとは言えません。

そのような理由から、XMLに関する情報の交通整理が必要であると考えました。

そのためには、効率の良いリンク情報提供サイトを、分かりやすいドメイン名で構築することが望ましいと考えました。

しかし、日本において、そのような目的のために.jpドメインを取得する場合には、いろいろな制約があります。ユーザーが思い付きやすいドメイン名とするなら地域ドメインでは適切ではなく、できれば、xml.XX.jpというドメイン名が欲しいところです。この中で、法的に登録された団体以外で取得できるものは、xml.gr.jpしかありません。grドメインを取得するためには、任意団体が必要であるため、日本XMLユーザーグループという任意団体を発足させ、それがドメイン名を取得するという形を取りました。

目標

日本XMLユーザーグループは、日本国内のXMLに関する情報の交通整理を行うことを目標とします。

つまり、XMLに関する情報の所在が分からず迷った場合や、最新情報を知りたいときに、ここを訪問すれば分かる、という情報提供サイトを運営することが、目標です。

この他に、将来には、その時点で必要とされる活動を行う可能性があります。

具体的な活動

XMLに関する情報提供サイト、www.xml.gr.jpを運営します。

具体的な情報の内容は、XMLについて頑張る方々に任せます。日本XMLユーザーグループは、それらの有益な情報へのリンクを維持することを、最大の目標とします。

将来計画

既に述べた通り、日本XMLユーザーグループは、xml.gr.jpドメインを取得する方便として設立された団体のため、一般のXMLユーザーを会員に加える予定はありません。

しかし、これが現状の考えであって、たとえば、標準仕様に従わないソフト開発会社に抗議する場合など、ユーザー数が多い団体であれば有利ということがあれば、会員登録を受け付け、名簿を維持する可能性はあります。

運営組織も、永遠にこのままということは考えていません。適当なところで、民主的な運営組織への権限の移譲を行いたいと思います。

協賛企業・団体の受け付け

日本XMLユーザーグループの活動に賛同する企業や団体などを募集します。

賛同していただいた場合は、協賛企業・団体としてwww.xml.gr.jpにて名前を公表し、指定URLへのリンクを行います。

特に寄付金などをつのる予定はありませんし、会費もありません。逆に、こちらから、何かを保証する、ということもありません。

運営ボランティア募集

XMLのために一肌脱ごう、という奇特な方は年中無給で募集中です。もちろん、無給は無休のタイプミスではありません。念のため;-)


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