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noneとemptyStringの二つです.noneを導入する理由は,STEP 8で明らかになります.
<tag name="p"> <attribute name="class" type="none"/> </tag> |
したがって,次の開始タグは許されません.
<p class="foo"> |
EMPTYとの互換性があります.
<elementRule role="em" type="emptyString"/> |
このelementRuleは,次の二つに限って許しています.<em>と</em>の間に空白が入ることは許されません.
<em/> |
<em></em> |
integerに「15以上,65以下」という制限を加えることができます.制限を示す構文も,XML Schema Part 2と同様です.elementRuleが参照しているデータ型に制限を加えるには,elementRuleに子要素を追加します.ageの生け垣モデルはintegerへの参照です.要素minInclusiveとmaxInclusiveはそれぞれ最小値と最大値に関する追加条件を表しています.したがって,age要素の内容は,18から65までの整数を表す文字列になります.
<elementRule role="age" type="integer"> <minInclusive value="18"/> <maxInclusive value="65"/> </elementRule> |
age要素に,文字列"20"を内容として含むことができます.
<age>20</age> |
しかし,文字列"11"は駄目です.
<age>11</age> |
attributeが参照しているデータ型に制限を加えるには,attributeに子要素を追加します.employeeのsex属性は,manかwomanのどちらかであると指定しています.ここで,enumerationは許される値を指定する付加条件です.
<tag name="employee">
<attribute name="sex" type="NMTOKEN">
<enumeration value="man"/>
<enumeration value="woman"/>
</attribute>
</tag>
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sex属性は文字列"man"を持つことが出来ます.
<employee sex="man"/> |
しかし,文字列"foo"は駄目です.
<employee sex="foo"/> |
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